垂木が掛かると一段と建物の姿が見えてきました。
真下から垂木を見るとこんな感じ。
垂木がきれいに平行になるように、地上から親方が屋根にいる大工さんに指示を出し掛けていきます。
梁・柱を接合するドリフトピンです。
ピストルの弾のようです。
このドリフトピンが接合部の強度を確保する要となるため、打ち忘れがないか入念にチェックしていきます。
高さ600もある梁を受ける柱と接合金物。
接合金物がL字型に入っているのが見えます。
多くの金物工法の接合金物はI型の形状をしていて、ドリフトピンのみで梁の荷重を受けます。
KES構法の接合金物はL字で梁底も受ける形状をしており、金物自体でも梁の荷重を受けるのが特徴です。
屋根を下から見るとこんな感じです。まるでスキーのジャンプ台です。
垂木はまだ直線ですが、母屋梁に垂木を固定すると曲線になります。
垂木の上に野地板を敷いていきます。
勾配がきついので、さすがのトビさんでも足を滑らせます。
ちなみにこの時、雪が舞っていました。
野地板も重要な構造材です。
規定通り釘が打たれているかチェックしないといけません。
しかし、こんな急勾配
来週前半は天気が崩れそうです。ブルーシートで養生して作業を終えます。
Taz>ArkSäie