中庭のウッドデッキをコの字型に囲んだ、2世帯の住宅です。
足場が掛かっていて分かりにくいですが、この写真の部分がウッドデッキの中庭となります。
若夫婦世帯の2階建ての建物と、両親の平屋の建物をウッドデッキの中庭を仲介することにより、両者を程良くつなぎ、程良く距離を保つ役割を果たしています。
この現場の帰り道、異様な光景が
建設中の東海環状自動車道です。
Tazの実家のそばにも、敷設される予定です。建設されると、子供の頃から眺めていた伊吹山のある西側の風景が変わってしまいます。
まだまだ先の話だと思っていましたが、この巨大な構築物が迫ってくるのもそう遠くないことを実感しました。
この道路によって多くの人たちが便利になる反面、昔からの景観が破壊されていくことを考えると複雑な思いです。
一方、今まで無意識に快適になっていく道路を利用していましたが、同じような思いをしてきた人たちもたくさんいたんだなと考えさせられました。